外食の時に子どもがおとなしくなる関わり


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先日、娘と外食をしました。うちの娘が蕎麦屋のカツ丼が食べたいとリクエストがあり、蕎麦屋に行きました。とんかつ専門店ではなく、蕎麦屋のつゆをベースに味付けされている蕎麦屋のカツ丼が彼女のこだわりポイントです。今日はそこでの出来事です。

隣のテーブルは2歳くらいの女の子とお母さんがいました。私たちがテーブルに座った直後から、女の子の奇声が店内に響き渡っていました。今度は床にしゃがみこみ、寝そべり、次いで店内を走り回ります。そして各テーブルを覗き込みます。しかし誰も相手にしません。当然私たちのテーブルにもやってきました。そしてうちの娘の顔を覗き込みましたが、うちの娘は他のテーブルの人たちと同様、相手にはしませんでした。その間一度もお母さんは子どもの様子を見ることもなく、黙々と座っていました。

私は「うちの子がこんな風に走り回ったことはなかったなあ。」と昔を振り返っていました。そして娘に「あんな風に外食中に徘徊したり、奇声を発したことはなかったね。お利口さんだったよね。」と伝えました。娘は「そうなんだ。でもね、さっきからお母さんの声が全然しないね。なんでかな。」と不思議そうにしていました。

まだ小さかった娘とこの子の違いが何か、なぜ娘が徘徊したり、奇声を発しなかったのかを考えてみました。

その親子は向かい合わせに座っていましたが、私は必ず隣に座らせていました。さらに私が通路側で娘を壁側にしていました。そうすると必然的に徘徊は出来ません。さらに使える時は、必ず幼児用の椅子を使っていました。

さらに、娘との会話を楽しんでいました。お子さまランチのおまけのおもちゃで一緒に遊んだり、小さい子用のかわいいランチョンマットの絵を見て、娘と二人でお話しを作ったこともありました。注文した料理のことや、今度来たら食べたいものなど、内容はいくらでもあります。

そう考えると、女の子は発達障害などで他動なのではなく、明らかにお母さんの放置が原因だと思われます。店内を徘徊しているだけならまだいいのですが、あの様子なら店の外に出ても、気が付かないかもしれないと思うくらい、お母さんは子どもに無関心でした。

この子に限らず、他の場所でも両親がスマホを触っていて、子どもが騒いでいる場面を見かけることはよくあります。騒いでいるこどもに対して「黙らせろ。」「そういうなら、そっちが携帯触ってないで、相手しろ。」と夫婦ゲンカをしているのを見たことがあります。発達障害などが原因の場合は、子どもの様子や親の様子を見ていれば分かります。そういうのがない場合は、親が明らかに放置しています。

2歳頃と言えば、言葉の発達に重要な時期です。親子の会話があるケースだと、お母さんへ全て「いやっ。」と返していて、思わず吹き出してしまったことがありました。

「いやっ。」でも何でもいいので親子で会話をすること、自分の横で奥側に座らせる。出来れば幼児用の椅子にする。これらでお利口さんにしてくれるかもしれません。困っていたら試してみてください。

ただし回転寿司の場合は子どもはレールから遠い席で自分の横です。間違えると大変なことになります。そこはご注意下さい。

もう一点、お母さんが病んでいるのなら仕方なかったかもしれません。