たくさんお話し聞いてあげて

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街中で赤ちゃん連れの親御さんがスマホに夢中になっている姿を見かけます。その姿を見るととても残念だなあと思います。

赤ちゃんは2~3か月頃から「あー。うー。」といったクーイングと呼ばれる声を出します。5ヶ月くらいからは「ばばば。ぶぶー。」と言った喃語の呼ばれる声を出します。

特に意味はないのですが、その声に周りの人が反応するのを見て、赤ちゃんは声を出すのが楽しくなります。それが発達を促すことに繋がります。

前の投稿で小児科の看護師さんからうちの娘について「この子お話し好きみたい。いっぱいお話ししてあげて。」とアドバイスを頂いたと書きました。

うちの娘は私が話しかけると「あーうー。」「バブー。」とたくさんお話ししてくれました。また娘の発語に合わせて私がお話しする時も、たくさんお話ししてくれました。

もうちょっと大きくなって、1語文、2語文を話せるようになってからも、うちの娘のお話しを聞いてから、言葉を補って文章になるように話しかけていました。例えば娘が犬を見て「ワンワン。」と言ったら「そうだね。ワンワンだね、いぬさんがいたね。ワンワンって鳴いてるね。かわいいねえ。」と言った具合です。

また小学校には言ってからは単語ではなく、文章で話をさせるようにしました。例えば「おやつ。」と言ったとします。すると「おやつがなあに?」と聞き返します。多分おやつが食べたいのでしようけど「おやつが食べたいの?おやつを買いに行きたいの?文章でお話ししてほしいな。」と正しい日本語を話すようにしていました。

塾の先生曰く、最近の子どもは単語でしか話さないから国語力が落ちている。特に「は、に、を、て」などの助詞が抜け落ちているので、そこを注意して親子の会話をした方がいいとおっしゃっていました。

ただ言葉尻をとらえて指摘するのは逆効果なので、多少間違っていても指摘せず親子の会話を楽しむようにしていました。

最近YouTuberのセチュラジオさんが赤ちゃんのりとくんのクーイングに合わせて会話している動画があります。クーイングに意味はないので、勝手にお話しを作って会話しているのですが、思わす笑ってしまう内容でとっても癒されます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、りとくんがとてもご機嫌でかわいいのです。赤ちゃんの発達にとてもいいなあとほほえましく視聴しています。

赤ちゃんのクーイングや喃語はその時しか聴けない貴重なものです。ぜひたくさん聞いてあげて親子で会話を楽しんでください。

ただここに来てくださる方は、赤ちゃんとの関わりに関心がある方たちなので大丈夫だと思います。スマホばかり見ている人はここには来られないのが残念です。