生きた心地がしない

休日に職場から連絡があると、「何かやらかしたのかな?」とドキッとします。たいていは勤務の変更の連絡などたいしたことではありません。そうは言っても着信履歴を見て、折り返し電話をかける時は本当に生きた心地がしません。

最近若い子の中には、この連絡をスルーする強者もいて、そのくらい強気になってみたいとうらやましくも、おばさんには出来そうにありません。

先日、夜勤中に学校からの着信がありました。うちの子はまだ帰宅していない時間でした。夜勤の休憩時間に気がついたので既に学校には連絡出来ません。「なんだろう?」とドキドキしながらうちの子に連絡します。そして心当たりがないとのことでした。ただ何かあったら大変なので、プリントなどを確認してもらうことになりました。 私も考えがめぐります。何か親側の提出物の不備があったかな?などなど。 その後は「あれ出したよね?」「うん出したよ。」「学校でやらかしたことはない?」「ないよ。あー、でもなんだろう。ちょっと怖いんだけど!」「怖いよね!なんだろう?」と、あーでもない、こーでもないとLINEの応酬が続き、翌日の朝一番で学校に連絡することにしました。

次の日の朝、先生に連絡してみると「あーすみません。ちょっと本人に確認したいことがあって。」と。私がやらかしたことではないようで安心しました。

うちの子に真相を聞きました。席替えについての確認だったそうです。席替えのアンケートでいつも前を希望していたけど、眼鏡を変えて後ろでも大丈夫だから、空欄で提出したため、確認したかったそうです。先生の気持ちも分かります。確認が取れれば、仕事がその場で終わりますから。

うちの子は「席替えの確認で電話って何?」と笑ってしまったそうです。「しかも、こういうわけでこれからは大丈夫です。って書いといてよ!ってさあ。こっちからしたら、はぁ?こっちが悪いの?って思うじゃん。もうすっごく怖かったんだから。そんなことでかけてこないでほしいわ。私の心の安定を返せ!」と少しご立腹でした。そして2人で大笑いしました。

「学校や職場からの連絡はろくなことがない。」との私達親子の思い込みにより生じた出来事でした。電話があっても「何かあればまた連絡あるでしょ!」とメンタルがぶれないようになりたいものです。